初めまして!
こんにちは。
たくさんの中から当ブログを見つけて頂いて、とても嬉しいです。
このブログを運営しております、管理人の「さかいろ」です。
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プロフィール
管理人:さかいろ
特徴:子育て中のアラフォー
経歴:メーカーの研究職+営業→弁理士試験合格→知財未経験で特許事務所に転職
弁理士試験には、3年ほど勉強して合格しました!!
弁理士という資格を知るまで
理系の大学院を卒業後、メーカーに就職。新卒時は研究部に所属、その後営業部へ異動。
今だから言えますが、営業部は性格的にちょっと・・・(笑)当時(結構昔なので^^)、営業は~お客さんと一緒に酒飲んでなんぼや~!!みたない風潮がありました。それもちょっとムリでした(笑)日に日にこのままではダメかも・・・と思うようになっていきました。
人とおしゃべりするのは好きなのですが、営業の仕事として何か案件を獲得してくるとなると話は別。自分にはそういうスキルは無いなあと感じるようになってきてて、ちょっとこのままでは将来的に厳しいだろうなあ・・・、だからといって転職??今の自分が転職できる?自分に市場価値なんかあるのかなあ・・・子供もいるしこの状況で転職できる??何か手に職を付けなきゃなあ・・・
と悶々としておりました。
そして、ついに!!!!
初めて「弁理士」という超絶すごい資格があることを知りました。
ちなみに、普通にメーカーの研究と営業に所属していただけなので・・・知財未経験でした^^研究にいたので、「開発したら特許出せよ~」的なノルマは良くあったのですが・・・特許って何!?レベルでした^^
弁理士試験って合格率6〜7%らしい・・・
そして、弁理士試験について、色々調べてみました。
すると、その合格率の低さにビックリ!
弁理士試験の合格率は6~7%くらいらしいってことを知りました。弁理士試験に合格するためには、短答試験→論文試験→口述試験と3つも関門を突破しないといけません。
そんな狭き門・・・そんなんムリやーん。
弁理士試験は超難問なんだね・・・
合格率の低さがヤバイよ・・・
ムリだムリ!
弁理士試験の概要↓↓
とりあえず、知的財産管理技能検定を受けてみる!
弁理士試験があまりにも超ど難関だったので、とりあえず、知的財産のもう少し取っつきやすい資格がないか調べたところ、「知的財産管理技能検定」というのがあるのを知りました。
一番簡単なのが3級。
知識ゼロスタートなので、これくらいがちょうど身の丈にあってるかも^^
とりあえず一番簡単な3級を受けてみよっと^^
知的財産管理技能検定↓
そしたら、勉強していく中で知財について学んでいくと、意外に面白くって。奥深くって。はまりました(笑)3級は参考書のみの独学勉強でしたが、無事合格しました^^
今考えると、知的財産管理の3級と弁理士試験とは難易度が全然違うのですが、当時の私はそこまで知らなかったので、なんとなく、3級合格できたし、弁理士試験も頑張れるやろって楽観的に考えていました。知財の知識ゼロだったんですが、なんかもっと勉強したくなって、弁理士試験も頑張ろう!って気持ちになりました。
知的財産管理の3級合格したし、弁理士も大丈夫やろ!!
弁理士試験、3年間という期限付きで頑張ってみる!
当時、フルタイム勤務+育児で時間が本当にありませんでした。仕事に育児に勉強に・・・これは本当にノイローゼになるだろうなあと、期限を3年間と切って、スタートしました。
3年間頑張ってみて、ムリならあきらめようって。
本当にそう思って、弁理士試験の勉強をスタートしました。
時間がない!とにかく時間がない!!ので、時間をひねり出すところからスタートでした。
まとまった時間を勉強に充てるのはムリでしたので、通勤電車で細切れ勉強。子供のお昼寝時間に勉強。子供が夜寝た後に少し勉強。とにかく、隙間時間をなんとかひねり出して、勉強をしていました。
弁理士試験、1年目は独学で・・・即敗退
とりあえず、1年目は独学でやってみました。独学ならお金もかからないし、もし途中で止めるってなっても止めれるからです^^
結果、1年目は短答あっけなく敗退・・・独学で合格なんて絶対ムリということに気付きました^^
いやはや・・・これは、独学で弁理士試験受かった人とか、天才でしょ?!神!!と本当に思いました。
私には独学はムリでした^^
2年目は予備校の通信講座を受講→短答のみ合格
今ならオンライン講座とかも充実しているのですが、私の受験当時(10年程前・・・ふるいっ^^)、弁理士試験の予備校と言えば、LECかTACかの2択くらいしか選択がなかったと思います。(もっと調べたらあったのかもしれませんが、当時本当に時間なく・・・あまり検討することもなくパパッと決めてしまいました。)
しかし、その2つの予備校を比較することもなく、知り合いが行っているというだけで、LECの通信講座を受講することに決めました(10年ほど前はホントに情報とかも無かったんです・・・)。
通信講座をどの先生の講座でいくか何人か試してから選べて、何人か先生の講義受講させてもらいましたが、最終的に分かりやすそうだなあと直感で感じた佐藤卓也先生の通信講座を選びました。
入門レベルの「1年合格ベーシックコース」(LEC)を選びました!
どれを選んだら良いか、コースがたくさんあって分からなかったので、初心者向けの一番オーソドックスなやつを選びました^^
仕事に育児に・・・と通学は到底ムリだったので、ムリせず通信講座を選びました^^
本当に大活躍したのが、通信講座の音声データ。
通勤電車とか満員だし、テキストとか広げられないし・・・で、音声データを何度も何度も繰り返し聞きました。
寝るときも音声データを聞きながら寝ていました(笑)
音声データは、本当に合格必須アイテムでした。
佐藤先生の雑談内容を覚えちゃうくらい何度も何度も聞き直しました^^
2年目で、無事、短答合格までたどり着けました。論文は敗退・・・
ちなみに短答試験はこんな感じです↓
- 短答試験
- 5枝択一のマークシート式
- 試験時間は3.5時間で、問題数は60問
- 出題範囲は、特許・実用新案・意匠・商標・条約・著作権・不正競争
- 合格点はその年によって変わりますが、だいたい39点以上/60点(+科目毎に合格基準点が設けられており、合格基準点を下回る科目が1つもないことも必要)
- 1度合格すると2年間免除
3年目は予備校の通学ゼミを受講→論文+口述も合格!
予備校では、合格者との対談みたいなイベントもあって、すごく有意義でした。
これは独学では絶対出会えない部分だなあと思いました。
3年目からは短答免除になりましたので、論文に集中できました。口述の方は、論文受かってから考えよ~とか思っていました。
論文対策には、LECの通信講座で論文対策の講座を受講。
あとは、ゼミが良いと言われたので、通学にはなりましたが、江口先生のゼミに参加しました!
論文は、ゼミ(学生時代の塾みたいな感じ?講師の先生1人に生徒たちがおって、わいわい議論する感じ?)に行かないと合格しないと言われたので、なんとか時間をひねり出して、LECのゼミに通学で通いました。
3年目に、無事論文+口述を突破。弁理士試験、合格となりました。
ゼミで出会えた方々と、口述の練習会とかして(試験管役と受験者役とか交代で)、それがなかったら一人で口述対策なんてできなかったと思うので本当に感謝です!
- 論文試験(必須)
- 筆記試験
- 出題範囲は、特許法・実用新案法・意匠法・商標法
- 配点比率は、特許法・実用新案法:意匠法:商標法=2:1:1
- 試験時間は、特許法・実用新案法:2時間 意匠法・商標法:各1.5時間
- 試験時には法文集が貸与あり
- 合格基準は、標準偏差による調整後の各科目の得点の平均が54点以上であり、47点未満の得点の科目が一つもないこと
- 論文試験(選択)
- 理系の院卒で免除だったため受験せず。
- 口述試験
- 試験官が出す問題に口頭で解答する面接形式の試験
- 出題範囲は、特許法+実用新案法・意匠法・商標法
- 各科目10分ずつ
- 採点基準をA、B、Cのゾーン方式とし、合格基準はC評価が2つ以上ないこと
- A:答えが良くできている場合
- B:答えが普通にできている場合
- C:答えが不十分である場合
合格後、転職
弁理士試験に合格後、弁理士として特許事務所へ転職しました。当時、知財未経験なのに雇って頂いた事務所には本当に感謝しかありません。
現在は弁理士事務所で特許専門で仕事をさせて頂いております。
随分時間が経ってしまったのですが、特許事務所ももう10年目に・・・ヤダヤダ・・・まだ新人でいたい(笑)
ブログを発信する理由
なぜ弁理士試験のブログをしようと思ったか・・・
受験時代にこんなブログがあれば良いなあ・・・と思っていたから。
時間のないときに、ぱっとまとめらてて、隙間時間でも有効に勉強できて、スマホですいすいって見れて・・・そんなサイトがあれば、自分の受験時代もっとやりやすかったのになあと思っていたので、そんなサイトにしたいなあと思っています。
自分が弁理士試験合格してから、かれこれ10年ほど経ってしまっていて・・・ヤダヤダ・・・特許専門で仕事しておりますので実は随分忘れておりまして・・・自分の知力UPのためでもあります^^どちらかと言ったら、自分の知力UPのためにブログ作っているかも・・・
ブログで発信していきたい内容は・・・
- 弁理士試験の過去問(主に短答)の解説
- 弁理士試験のための参考書の紹介
- 予備校の紹介などなど
1つずつ丁寧に解説できれば良いなあと思っています♪
ブログでの内容はあくまで管理人の個人的な解釈であり、受験機関などの解答は参考にしておりません。また、その正確性を保証するものではありません。ご了承くださいませ。
お問い合わせ等あれば、お問い合わせフォームからどうぞ宜しくお願い致します。
コメント
直近の過去問を全枝ていねいに解説してくださって、とてもありがたいです!また、受験生との対話形式になっているので、「わたしもわからない〜」と共感しながら勉強できて楽しいです。わたしも就業&育児中の身なのでなかなか勉強が進みませんが、がんばって受験したいと思います!
コメントありがとうございます!
最近滞っていたので、めちゃくちゃ励みになります!
私もボチボチ更新しかできないのですが・・・気になる箇所あればご指摘お願い致します!